クリニックの取組み
男性型脱毛症の進行には遺伝や加齢が関与することから、遺伝子の先端にあり加齢とともに短くなる「テロメア」に小山先生は着目。
小山先生は、城西クリニックの小林一広院長、脇坂クリニック大阪の脇坂長興院長、AACクリニック名古屋院長の平山信夫、城西クリニック福岡の小西さわ子院長、NPO法人F.M.L.と、「男性型脱毛症と白血球テロメア長の関連性」を共同研究中で、その途中経過を発表しました。
【小山先生の講演内容】
20歳~35歳の日本人男性で、男性型脱毛症23人と男性型脱毛症でない人23人の年齢と白血球のテロメア長を比較しました。
従来の報告通り、年齢とともに白血球テロメア長が短くなることが確認されました。男性型脱毛症の発症と白血球テロメア長の関連性は確認できませんでしたが、年齢層を絞り対象数を増やしていくことで、関連性を示せる可能性が示唆されました。